こんにちヽ|。´・ω・`|ノ ワプー
WordCamp Kansai 2016実行委員のカッシーです。
今回も3Dわぷーの記事の書かせていただきます。
今日はとうとう最終回です。
過去の記事はこちらから。
3Dわぷー第1話 3Dわぷー現る!
度重なる出力エラーを乗り越えて、ようやく、ようやくわぷーを3Dプリンタ出力できました。
だがしかーし!
これで終わったわけではありません。
今回使用した3Dプリンタでは上の図のように樹脂を少しずつ重ねて立体物が造形されていきます。
この構造上、出力された立体物は表面がギザギザになっており、そのままの状態では見た目があまりよくありません。
そこでネットで調べたら、表面をきれいにするいろいろ方法が載っていました。
まずは、サンドペーパーで研磨です。
3Dプリンタ用専用の研磨剤がありましたので、これをネットで購入。
3Dプリント造形品の積層跡を消す新しい仕上げ材 | 3DP id.arts
http://idarts.co.jp/3dp/tunde-d3-press/
早速届いたので、開けてみたら違う種類の研磨剤が3枚入っていました。
ネコのあのザラザラした舌のような感触です。
お風呂場でゴシゴシ。
お風呂場で水に濡らしながらゴシゴシ、ゴシゴシ。
でもロゴや顔の辺りの細かいギザギザの部分はなかなか取れません。
そこで、プラモデル用に使われる電動ルーター用の先端砥石を手で持ってゴリゴリ。
根気よく磨いた結果、画像ではわかりにくいですけど、かなりツルツルになりました。
左が研磨する前、右が研磨した後の状態です。
右側がツルツルになってマットな質感になっています。
だがしかーし!
これで終わりではありません。
パテを塗りたぐり。
ある程度ツルツルになっても、へこんでいるや、手のとどかないところはまだギザギザです。
そこで第2の手段、タミヤのプラモデル用のパテを購入。
これをわぷーの全身に塗りたぐります。
古代の石像みたいなわぷーになっちゃいました。
乾燥させた後、今度は普通の耐水性ペーパーを再びゴシゴシ。
すると・・・
超ツルンツルンに!
見た目は醜いですが、触り心地はめっちゃいいです。
最後の塗装作業
さて、次はいよいよ塗装です。
まずはサーフェーサーで下地塗りを行います。
今回は黒のサーフェーサーを吹き付けます。
いつの間にか、こっそり出力していた台座もくっついています。
サーフェーサーを塗り終わった後はいよいよ、塗装!
そして!!
・・・と、塗装したわぷーをお見せしたいところですが、ブログに掲載できるのはここまでです。
完成した3DわぷーのフィギュアはWordCamp Kansai 2016の会場にて展示される予定です。
見たいという方々はWordCamp Kansai 2016に是非ご参加ください。
参加登録はこちらから。
https://2016.kansai.wordcamp.org/tickets/
わぷーの3Dデータ
3Dプリンタで出力したわぷーの3Dデータなのですが、
これはすでにWordCamp Kansai 2016のGitHubアカウントや、3Dデータを共有するSNSであるThingiverseで公開されています。
wckansai2016-3d-wapuu
https://github.com/wckansai2016/3d-wapuu
3D Wapuu by kassy000 – Thingiverse
http://www.thingiverse.com/thing:1386525
3Dプリンタを持ってらっしゃる方であれば、
このデータをダウンロードして、このように誰でも同じ3Dわぷーを出力することができます。
3Dわぷーの連載記事、今回が最終回でした。いかがでしたでしょうか。
それではWordCamp Kansai 2016でお会いしましょう!
ありがとうございました。
WordCamp Kansai 2016 実行委員
カッシー