今回のWordCamp Kansai 2025のセッションの中から、いくつかセッションの内容について紹介したいと思います。
気になるセッションを事前にチェックしておいてくださいね!
知らん巨大なプラグインだ……生成AIを活用して乗り切る
発表者高橋文樹
発表日時:2025年11月2日 3:00 PM JST
「このプラグイン、誰が入れたの?」
──WordPressの“引き継ぎ地獄”をAIで乗り越える方法
知らないプラグイン、謎のエラー、Laravel入りのWordPress…
長年稼働してきたサイトを引き継いだときに起こる“認知負荷MAX”の状況を、生成AIの「コーディング・エージェント」でどう乗り越えるかを語ります。
Claude、Cursor、CLINEなどのツールを使って、「自分はできないけど機械は得意なこと」をどんどん任せる実践的なTipsも紹介。
WordPressの保守・引き継ぎに関わる人、
AIを使った開発に興味がある人は、ぜひ聞いてみてください。
“AIえもん”があなたを助けてくれるかも。
こんな方におすすめ!
- 他人が作ったWordPressサイトを引き継いで、頭を抱えたことがある方
- 保守・運用フェーズで「この構成、どうなってるの…?」と迷子になった経験がある方
- Laravel入りのWordPressなど、謎構成に遭遇したことがあるエンジニア
- ClaudeやCursorなどのAIツールを、実務でどう使えるか知りたい方
- 「自分はできないけど、AIならできるかも」と感じている方
- WordPressの保守・改修を効率化したいと考えている方
- AIを使った開発支援に興味がある方
- 引き継ぎ地獄を“笑える話”に変えたい方
このセッションでは、実際に起きた“認知負荷MAX”な状況をベースに、AIツールをどう活用すれば乗り越えられるかを、具体的なTipsとともに紹介。
「AIえもん」が本当に助けてくれるかもしれない——そんな希望と実践が詰まった内容です。
Building a WooCommerce Store Using Block Themes and AI Site Building ブロックテーマとAIサイト構築を使用したWooCommerceストアの構築
発表者Ellen Bauer
発表日時:2025年11月2日 3:00 PM JST
こちらのセッションは英語で行われますが、日本語での同時通訳が入ります。
「AIがあなたのデザインアシスタントに」
WooCommerceストア構築が、もっと自由に、もっと直感的に。
テンプレート探しに時間をかける時代はもう終わり。
Ellen Bauerさんが紹介するのは、WordPress.comのAIサイトビルダーを使った、まったく新しいWooCommerceストアの作り方。
「こんな雰囲気のショップにしたい」と伝えるだけで、AIがレイアウトや色、フォント、ページ構成まで提案してくれる。しかも、あとから「もう少しシンプルに」「ブログの見出しを増やして」など、自然な言葉で調整も可能。
セッションでは、架空の植物ショップ「The Fern Room」を例に、AIとのやりとりでサイトが形になっていく様子も紹介。
「えっ、ここまでできるの?」と驚くはず。
こんな方におすすめ!
- サイト制作に苦手意識があるけど、自分のお店を持ちたい方
- WooCommerceをもっと気軽に使ってみたい方
- ブロックテーマの可能性を知りたい方
- AIと一緒に、感覚的にサイトを作ってみたい方
- クライアント提案の幅を広げたい制作者・ディレクターの方
セッション後には「自分でもやってみたい」と思えるはず。
AIとブロックテーマが、あなたのアイデアをかたちにしてくれる!そんなセッションです。
WordPress で稼ぐな、WordPress を「使って」稼げ
発表者つぶ
発表日時:2025年11月2日 4:00 PM JST
「WordPressで稼ぐな。WordPressを“使って”稼げ」
──肩書きじゃなく、課題解決で勝負するということ
「WordPressならSEOに強い」「WordPressだから簡単に集客できる」
そんな言葉に惑わされていませんか?
このセッションでは、WordPressを“目的”ではなく“手段”として捉え、ユーザーの課題にどう向き合い、どう価値を届けるかを徹底的に掘り下げます。
事業の立ち上げから、買取サイトの成長、プロトタイプの検証、ペルソナ設計まで。
実例とともに語られる「WordPressを使って稼ぐ」ための考え方と実践。
WordPressを使って何かを始めたい人、事業やサービスをもっと深く届けたい人に、ぜひ聞いてほしいセッションです。
こんな方におすすめ!
- WordPressを使って事業やサービスを立ち上げたいと考えている方
- 「WordPressなら集客できる」と思って始めたけれど、成果に悩んでいる方
- Web制作やマーケティングに関わっていて、クライアントの課題解決を重視したい方
- 自社サイトやLPを“作ること”が目的になってしまっていると感じている方
- ペルソナ設計やプロトタイプ検証など、事業設計に関心がある方
- 「肩書き」ではなく「価値提供」で勝負したいフリーランス・起業家
- WordPressを“稼ぐ手段”として、もっと戦略的に使いたい方
- 実例ベースで、成果につながる考え方を学びたい方
このセッションでは、「WordPressで稼ぐ」ではなく「WordPressを使って価値を届ける」ための視点と実践が語られます。
ツールに頼るのではなく、課題に向き合うことで生まれる“本当の成果”に気づける時間になるはずです。
Re-embracing the web: WordPress at the center of a rediscovery of federation and open standards. Web を再び採用: 連合とオープン スタンダードの再発見の中心に WordPress が登場。
発表者Dennis Snell
発表日時:2025年11月2日 4:00 PM JST
こちらのセッションは英語で行われますが、日本語での同時通訳が入ります。
「ウェブを取り戻そう──WordPressが再び“自由なインターネット”の中心に」
分散型・オープンなウェブの再発見と、WordPressの役割
SNSや巨大プラットフォームの台頭で、かつての自由で多様なウェブは失われつつあります。
このセッションでは、ブログ文化やメールリスト、ActivityPubなどのオープンスタンダードを再評価しながら、WordPressが“自分のサーバーでコンテンツを管理できる”現代のドキュメントサーバーとして、どのように分散型ウェブの再構築に貢献できるかを探ります。
「ウェブを守るために、私たちは何ができるのか?」
WordPressが語る、未来へのヒントがここにあります。
こんな方におすすめ!
- 巨大プラットフォームに依存しない情報発信のあり方を模索している方
- ActivityPubや分散型SNS、オープンスタンダードに関心がある方
- WordPressを“CMS”ではなく“思想のツール”として捉えたい方
- 自分のサーバーでコンテンツを管理することの意味を考えたい方
- ブログ文化やメールリストなど、かつてのウェブの価値を再評価したい方
- インターネットの自由や多様性を守るために、何か行動したいと考えている方
- Web制作や運用に関わる中で、技術だけでなく思想にも触れてみたい方
- WordPressの未来的な役割に興味がある方
このセッションは、技術の話だけではなく「ウェブの自由とは何か」「私たちは何を守るべきか」という問いに向き合う時間。
WordPressがその答えの一部になり得ることを、静かに、でも力強く伝えてくれます。
現場で遭遇した「編集できないWordPressサイト」をブロックエディター対応にした話
発表者ほんだとしゆき
発表日時:2025年11月2日 4:00 PM JST
「編集しても反映されない…」
現場で困った“あの問題”を、どう乗り越えたか?
WordPressサイトの運用でよくある「編集画面で変更しても反映されない」問題。
このセッションでは、そんな“編集できないWordPressサイト”を、3ヶ月でブロックエディタ対応にリファクタリングした実例をもとに、技術的な課題とその解決プロセスを丁寧に解説します。
AIやCopilotを活用したアプローチも紹介され、「現場でどう使えるのか?」がリアルに伝わる内容です。
WordPressの保守・運用に関わる方、ブロックエディタ移行を検討している方におすすめのセッションです。
こんな方におすすめ!
- 「編集しても反映されない…」というWordPress運用の壁にぶつかったことがある方
- クラシックテーマや独自実装のサイトを、ブロックエディタ対応にしたいと考えている方
- WordPressの保守・運用に関わっていて、現場での課題解決に悩んでいる方
- AIやCopilotなどのツールを、実務でどう活かせるか知りたい方
- リファクタリングやテーマ移行のプロセスを、実例ベースで学びたい方
- クライアントに「編集しやすいサイト」を提案したい制作者・ディレクター
- WordPressの“使いやすさ”と“壊れにくさ”を両立させたい方
- 実務で役立つTipsや、現場での工夫を知りたい方
このセッションでは、ただの技術紹介ではなく「現場で本当に起きた問題」と「それをどう乗り越えたか」がリアルに語られます。
AIとの協働による解決プロセスも含めて、今後のWordPress運用に役立つヒントが満載です。





