データベース構造から改めてWordPressを考える

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ブロックエディタやブロックテーマの導入で、WordPressの操作感は大きく変わりました。かつてのエディタやテーマが使えなくなったわけではありませんが、それらはクラシックエディタ、クラシックテーマと呼ばれるようになり、古い流儀である、ということが明確にされました。

ところで、古い流儀と言えば、静的ファイルでのウェブサイトの構築が、表示速度と安全性の観点から改めて見直され、さらにはWordPressを静的に再構築する方法まで実用化されていることにも驚くばかりです。

さて、WordPressに限った話ではありませんが、社会的に影響力のある個人や組織が様々なSNSを公式に利用するようになり、SNSが社会的な信頼を得るようになった結果、自前でウェブサイトを運用すること自体の必要性も少なくなってきたように感じます。

そんな状況の中で、そういえば、WordPressって何だろう、と改めて思うところです。

とはいえ、WordPressの操作感やインターネットでの立ち位置は大きく変わりましたが、投稿(カスタム投稿)、固定ページ、カスタム分類、カスタムフィールドといったデータに関係する部分については大きな変化は無いように思います。そこでWordPressがどのようにデータを持っているのか、データベースの構造に注目して、改めてWordPressについて考えたいと思います。


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